• 着用型自動除細動器 Wearable Cardioverter Defibrillator: WCD WCDは着るタイプの除細動器で、突然の心停止に対する治療選択肢の1つです。着用型自動除細動器 Wearable Cardioverter Defibrillator: WCD WCDは着るタイプの除細動器で、突然の心停止に対する治療選択肢の1つです。
  • 患者さんの声 Patient Voice さまざまな年代の患者さんの体験談、患者さんを支えるご家族の気持ち、主治医による治療や患者さんへの想いなどを掲載しています。患者さんの声 Patient Voice さまざまな年代の患者さんの体験談、患者さんを支えるご家族の気持ち、主治医による治療や患者さんへの想いなどを掲載しています。
⼼臓と除細動治療

心臓突然死の主な原因は致死性不整脈です。致死性不整脈が起こったらすぐに心拍を正常に戻す電気的除細動の治療(電気ショック)を行うことで、心臓突然死を防ぐことができます。

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WCDとは

着用型自動除細動器Wearable Cardioverter Defibrillator:WCDは、素肌に直接着用して患者さんの心電図を常に監視します。致死性不整脈を検出した場合、おおよそ1分以内に自動で電気ショックを行い、心拍を正常に戻そうとします。

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医療費の負担を軽減する様々な公的制度があります。WCDを着用される患者さんが利用できる様々な医療費助成制度をご紹介します。

トピックス

2024/11/19 WCD処方可能施設に関東エリアの施設を追加しました。
2024/11/18 WCD処方可能施設に中部エリアの施設を追加しました。
2024/11/14 WCD処方可能施設に関東エリアの施設を追加しました。
2024/11/13 WCD処方可能施設に北海道エリアの施設を追加しました。
2024/11/12 WCD処方可能施設に北海道および関東エリアの施設を追加しました。
松本万夫先⽣

監修医師紹介

松本万夫先⽣

埼玉医科大学国際医療センター心臓内科/不整脈科 客員教授
東松山医師会病院 院長
松本万夫 先生

心臓突然死は、予期せずやってくるもので、患者さん本人やそのご家族にとって大変重大なことになります。心臓突然死は多くの場合、重症頻脈性心室不整脈(心室細動、心室頻拍)がその原因です。このような不整脈を起こす危険性を持つ患者さんには、植え込み型心臓除細動器(ICD)が植え込まれ、一命をとりとめることができる可能性があることが報告されています。
しかし、心臓突然死の危険性があるにもかかわらず、ICD植え込みができない場合があります。そのような場合のために着用型心臓除細動器(WCD)は開発されました。WCDは入浴時以外は着用することができ、万が一心室頻拍や、心室細動が生じた場合にICDと同様に自動的に除細動機能が発揮されるものです。これにより、すでに一命をとりとめた患者さんの報告は少なからず寄せられています。
本機器は2014年1月から保険適応となっていますがあまり周知されていないように思われます。本ホームページは、以上のような着用型心臓除細動器に関し、皆様に知っていただきたく立ち上げられました。本機器の有用性や限界、適切な使用法を知っていただき、皆様の心臓突然死予防のためにお役に立てれば幸甚です。