患者さんの声-60代男性-
インタビュー対応:本人
仕事中に失神して救急搬送されました
以前からめまいや息苦しいことが何度もあり、絶対に心臓に何か問題があると思って何人かの先生に診ていただきましたが診断がつきませんでした。不安を抱えて毎日を過ごしていたところ、紹介していただいた大学病院の診察日2日前の仕事中に失神し、救急搬送されました。検査の結果、ブルガダ症候群と診断されました。やっと診断されて本当に安心しました。
手術までの間は家に帰って店を開けたい
治療について先生からS-ICD植込みの説明がありました。S-ICD植込み手術までの約2週間入院するようにとのことでしたが、飲食店を経営しているため、手術まで家に帰って店を開けたいと伝えました。店を閉めるとお客さんが離れてしまうので、絶対に閉めたくなかったのです。先生は自分の気持ちを理解してくださり、WCDを勧めてくださいました。WCDは万が一除細動が必要な場合、自動で除細動をするため、WCDを着ければ手術までの間お店を続けられるよって、すごく嬉しかったですね。
仕事も普段の生活もこれまでと全く変わることなく過ごせました
着用中は何も問題なく、快適でしたよ。仕事柄、70kgぐらいの寸胴鍋を持ち上げることもありますが、WCDのコントローラは肩から下げて両手が使えるので、これまでと同じように仕事ができました。仕事も普段の生活もこれまでと全く変わることなく過ごせましたよ。自分はお店を閉めないで済んだことが本当に助かりましたから、本当によかったです。感謝しています。
今はSICDの植込みをしてもらって、何の問題もなく過ごしています。お店も続けています。
掲載:2021年04月30日